災害大国といわれる日本において、土木工事の役割は非常に大きいものがあります。

災害復旧はもとより、災害を未然に防ぐためにも常に土木工事が行われています。

長崎・雲仙で活躍する土木工事

災害の多い日本の中でも、火山のあるところはさらに災害の危険度が増します。

最近では、海底火山が噴火して沖縄や日本列島に軽石が接岸して話題になっていますが、知るかぎりにおいても阿蘇山、御嶽山、浅間山、桜島、雲仙普賢岳と噴火による災害が起こっています。

さらに気候の変化で大雨による災害も全国各地で起こっています。

今年7月には熱海で大きな土砂災害がニュースになり、8月には雲仙でも土砂崩れが起き、大きな被害が出ました。

熱海の場合には盛り土が原因といわれていて、人災ともいえるかもしれませんが、雲仙の場合は記録的な大雨に加え、火山灰などの地層や地形が影響した災害と考察されます。

災害が起きてしまうと復旧には非常に大きな労力が必要となります。

雲仙においても土木工事が急がれ、一か月後には雲仙温泉の源泉供給が復旧し、現在も徐々に復旧が進み、以前の雲仙温泉に戻ろうとしています。

災害防止のための土木工事


災害を防ぐためにも土木工事は活躍しています。

河川の氾濫を防ぐための護岸工事や、落石防止のための防護柵やガードフェンスの設置など、公共工事を主として行っています。

自然の力にはかなわないものの、できるだけ被害を小さくするために常にいろいろなシーンで土木工事が行われているのですね。