私たちの体の約60%を占めている水分には、血液や尿、汗としての役割があり、酸素や栄養素を運び老廃物を集めたり、体外に老廃物を排出したり、体温を調節したりしています。

そのため、水分不足が関係した“ドロドロ血”が脳梗塞などを招き、水分量の低下によって尿量が減少すると、体内に老廃物が蓄積されます。

さらに、水分が不足した体は、水分量を維持するために汗を出さなくなると、体温が上昇し体調不良を招きます。

このように、健康の維持や、生きていくうえで水には欠かせない役割があり、体内の水分量を維持することはとても大切です。

ときどき忘れてしまうことがあっても、ほとんどお金をかけずに、ほぼ毎日私がやっている美容健康法があります。


起床時に飲んでいるコップ1杯の水、白湯

起床すると、コップ1杯分の水を飲んでいる私は、スムーズに体内の老廃物が排出され、便秘薬も飲まず、毎朝快便が続いてまいます。

体を冷やさないようにしている私は、いつも常温の水を飲み、寒い季節や体が冷えるときは、白湯を飲んでいます。


ほうれい線撃退法

いつも鏡を見るたびに私が気になるのは、口の横に伸びた2本のほうれい線です。

「どうやって撃退しようか」と考えていた私に、「歯磨き後のうがいがタイミング」と友だちが教えてくれた方法が、左右の頬と上下の唇、歯茎の間に溜めた水と空気で勢いよくすすぐことです。

毎朝、私は3セットやっています。


口元の保湿

新型コロナウィルスの影響でマスクが外せない中、私は口元の保湿に努めています。

ほうれい線に化粧水や、乳液を厚めにたっぷり塗ったあと、唇にリップクリームを馴染ませ、マスクを装着します。

吐く息でマスクの中は、まるでスチームサウナのようです。

乾きやすい口元も、ふっくらツヤツヤです。

夏場の暑い日はマスクに汗がこもってしまうため、インナーをつけています。


猫背の防止

在宅でパソコンを使って仕事している私は、どうしても前かがみになってしまい、猫背になりがちです。

そんな私が、接骨院の先生に教えてもらったことがあります。

毎日私は椅子に座ったら、肩を少し後ろに引いて肩甲骨を引き寄せ、おなかの肉を引き上げるように背筋を伸ばしています。

顔のむくみやくすみ改善のエクササイズ

顔のむくみやくすみが気になったとき、椅子に座ったまま私がよくやっている、とても簡単で手軽にできるエクササイズが、親指と人差し指で摘まんだ耳たぶをグルグル回すことです。

耳たぶの摘まむ位置を少しずつ移動させ、最後に耳たぶを斜め方向に引っ張り、指を離します。

顔色もよくなり、フェイスラインもすっきりします。


スムーズに眠る方法

毎日お風呂に入っている私は、しっかり湯船に浸かり体を温めています。

シャワーだけで済ませると、体も温まらないうえ、血行にもよくありません。

浴槽に水素発生器を入れた39℃前後のお湯に15~20分ほど、気持ちよいと30分ほど浸かっています。

肌の新陳代謝のアップに繋がり、布団に入る1時間ほど前にお風呂に入ると、スムーズに眠りにつけます。

まとめ

快便やほうれい線、保湿、猫背、顔のむくみやくすみ、スムーズな眠りなど、50代を迎えた私には日常生活の中で気になることがたくさんあり、できるだけ快適な生活が送れるように毎日続けてきました。

そんな私にスキンケアのアドバイザーさんからとっておきの情報をいただきました。

化粧水や乳液などをつけるとき、「パンパン手で叩くのは肌にはよくない」と言われました。

化粧水や乳液などを肌にまんべんなく伸ばしたあと、手のひらで覆うようにゆっくり押さえて馴染ませる“ハンドプレス”です。

10秒ほど押さえていると、肌の潤いを実感できます。

「しみこめ!しみこめ!」と念じながら、美容成分を肌の奥まで送り届けるようなイメージでやっています。

50代に入った私は、これからもお金をかけずにきれいになれるように努めます。