・抗菌、抗ウィルス施工とはどのようなものか?
近年、多くの施設で抗菌や抗ウイルス施工がされることがあります。
これは、例えば建物のドアや手すりなど不特定多数の人が触れる場所にコーティングを施すことによって、さまざまな細菌やウイルスとの接触感染を防ごうというものです。
近年の世界的な感染症の拡大によって、日本でも需要が多くなってきたのがこうした抗菌、抗ウイルス施工です。

具体的にはどのように抗菌や抗ウイルスのコーティングをするのか説明します。
抗菌や抗ウイルスの効果があるとされている物質を、加工を施したい場所に塗り付けるというものになります。
具体的な物質としては、光触媒(酸化チタン等)、銀イオン等、プラチナ等が挙げられます。

ただこれらの物質を塗布したからといって完全に接触感染が防げるわけではありません。
コーティング加工された表面が傷ついたり汚れたり、時間が経ったりすることで効果が薄れていきます。
またそうでなくとも、飛沫感染するウイルスを100%防ぐことは不可能です。

「抗菌加工を行っている」とアナウンスすることは、施設にとっては利用者の安全につながりますが、だからといって「施設に来ても感染しない」と言い切れないところです。
抗菌、抗ウイルス加工を行ったからといってそれで全てが安全とは言い切れません。
しかるべき感染対策を施設側も利用者もきちんと行うこと、それを継続することが求められます。

・福岡で抗菌、抗ウイルス施工をしてくれる会社はある?
福岡で抗菌や抗ウイルス施工を行うには専門の業者に頼むのが良いでしょう。
コーティング加工を行ってくれる触媒業者などはインターネットで調べてみるのが早いです。
自分で道具を購入して加工を行うこともできます。
自分でやれば安価な分、部屋の中や建物全てにきちんと漏れの無いように塗布するのはとても手間がかかります。

またこうした施工を行った場合に行政の助成金制度が使えることもあります。
どの業者での、どんな工事が助成の対象になるかということも含めて、県庁や市役所へあらかじめ相談してみても良いでしょう。