
今からご紹介する本は、私が事務仕事をするようになり出会った本です。
その名も「明日、会社に行くのが楽しみになるお仕事のコツ事典」。
背表紙に書かれたこの書籍名に惹かれて手に取ると、表紙にも思わずわくわくしてくるようなワードと可愛らしいイラストが並んでいて、そのまま流れるようにページをめくりました。
当時、事務業務が月初と月末に集中していて月半ばが暇なことに悩んでたので、『会社に行くのが楽しくなる!?それは知りたい!』とすぐ購入したことを覚えています。
働く人に寄り添ってくれる内容
この本は週5日会社に出社して働く私にものすごく寄り添ってくれる内容のオンパレードでした。仕事に行きたくない日のマインドコントロール術にはじまり、通勤服や身だしなみの悩みを解消するコツ、仕事の効率化を図るモチベーションの上げ方やデスクの作り方、また技術的な面ではワードやエクセルで使える小ワザも。
でも実は、私が特に「こういうの、確かに大事かも!」と思ったコツは、周りの人への気配りやマナーに関するものでした。
こういったことは、なかなか教えてもらう機会はありません。
でも、これだけでは終わりません。
さらに、仕事終わりの疲れを感じている身体のケアの仕方やマンネリしている帰り道のエンタメ化、帰宅後に出来る翌日への気持ちと身体のリセットの方法など、とにかく日々の不調やモヤモヤを解消するコツを網羅していて、読んでると試してみたいコツがたくさん見つかります。
読み進めやすいような工夫がある
しかし、本全体を通してコツだけを羅列しているのかと言えば、そうではありません。お仕事に通ずる豆知識や(例えば、コーヒーの種類と美味しい淹れ方etc...)、見ているだけで癒されるイラストとワードのみのページなどがあり、思わず職場に持って行って、疲れた時にふと開きたくなるようなコンテンツもあります。
かわいらしいイラストとともに「困った上司との上手なつきあい方」を記したページもなかなか励まされますよ。
気が滅入ってしまいそうなときのためにぜひカバンに入れて持ち歩いて活用してほしい一冊です。
まとめ
この本を購入してみて、実際に仕事に対してかなり「楽しむためのちょっとしたコツ」を見つけやすくなりました。お仕事をスムーズに進めるコツを知ることも出来て嬉しかったですが、私は業務の暇な時に少しでも苦痛に感じることなくデスクに居るためにおこなったお気に入りデスクの作り方などもとても役に立ちました。
今では事務のお仕事が好きですし、行きたくない日も小さな「わくわく」を他に用意することを覚えたので自分で重い腰を上げやすくなったように感じています。
もしも「仕事がマンネリ化していてつまらない」「苦手な人が居て会社に行きたくない」「仕事を今よりも楽しみたいけどどうすれば良いかわからずに自分にがっかりする」など、会社に行くことにつらさを感じている方がいましたら、ぜひ読んでみて欲しい本です。