・プラントって何?
建設業界の方であれば、プラントという言葉は聞き覚えがあると思いますが、それ意外の方からすれば馴染みないですよね。
簡単に説明すると、プラントとは工場設備一式や生産設備そのもののことを言います。
一言に工場と言ってもいろんな種類があるように、生産するものによって機械や管理する重機などを変更することが必要です。

例えばごみ焼却場の場合だと、ゴミを計測する機器、焼却する炉、火を一定数まで温度を上げるためのボイラー、ゴミを焼却炉まで運ぶためのクレーンと、その工場を効率良く稼働させるための道具や設備があります。
そういった構成される工場設備一式がプラントと呼ばれるのです。

こういった工場は日本全国あちこちにあり、それら設計、保守点検にいたるまでの作業をする方々をプラントエンジニア。
プラントの設計や点検などをする会社のことを、プラントメーカーというのです。
普段工場などに勤めている方でないと、なかなか馴染みないのではないでしょうか。

・プラント工事って何?
徳島県でもプラント工事が行われています。
工場がたくさん集まる工業団地としている場所として、三好市、つるぎ町、吉野川市、阿波市などがあります。
そういった場所でプラント工事は盛んであり、必要な生産設備を整えるための会社も数多くあるのです。

プラント工事とは、プラントの説明にもあったように工場設備一式や生産設備を建設する工事のことを指します。
プラント事態は工場で行われている業種によって様々あり、敷地面積や効率のいい導線を考えいくことが必要であり、その都度設計をしなければいけません。
工事事態も機械の設置だけでなく、配管工事やデッキなどの設置工事、部品の交換や補修、メンテナンスにいたるまで多くの業務があります。

先にも述べたように徳島県内だけでもかなりの工業団地の数があり、工場の数も大小合わせれば100を超えます。
プラント工事にかかわる方は、日本の産業を陰ながらに支える重要な役割りと言えるでしょう。