・海外で普通でも日本語にすると大変な言葉
海外だと普通の言葉でも、日本人の耳にはとんでもない言葉に聞こえてしまいます。広告を翻訳するときのも注意が必要ですね。具体的なワードにすると大変な言葉になるので、敢えてぼかします。色々察していただければ幸いです。
例えばフランス語での「乾杯」です。グラスにワインが注がれて優雅なレストランでの「乾杯」。日本人の耳では、小学生が大喜びするワードに聞こえるでしょう。ベトナム語での「鳩」も、日本人の耳には、小学生が大喜びする言葉に聞こえます。ベトナムで鳩が多くいる公園に行けば、小学生のテンションはかなりのものになるでしょう。


・韓国でジャージは禁句

ただ変な意味に捉えられるのは、ある意味お互い様。日本語では普通の言葉でも、国によっては大変なことになります。
例えばジャージ。日本では運動する時などに使用する服として、広く使われています。スポーツ店に行って「ジャージを下さい」と言えば、店員は普通に対応してくれるでしょう。しかし韓国でそのまま「ジャージ」と言うと、大事故。女の子が男性店員に韓国語で「ジャージを下さい」と言ってしまったら、男性店員は冷や汗ものです。

・タイ人に「綺麗」と言ってはいけない理由
「綺麗」は、褒め言葉として日本では使われています。女性に対して「今日も綺麗です」と言えば、悪い気はしないでしょう。
しかしタイで使ってしまったら、ビンタもの。タイで化粧品を広告する時に「綺麗になれる」と銘打ってしまったら、100%売れません。タイ語の「きれい」は「ブサイク」か「汚い」という意味に。万が一女性に向かって言ってしまったら、土下座どころでは済まさないでしょう。ちなみにタイ語で「綺麗」を意味するのは「スーワイ」と言います。

・「あの」はイタリアで禁止ワード
「あの…」は、日本語では誰かに声を書ける時に使う言葉です。無意識の内に使っているという方も、多いでしょう。しかしスペイン国内で「あの」と言ってしまったら通報されます。「あの」はスペイン語で、下の意味になるからです。
街中でも「あの」と声を出している日本人は、数多くいらっしゃいます。イタリア人が日本に旅行した時は、下の言葉のオンパレードに聞こえるのかもしれません。