子どものころ、はたらく自動車に憧れたことはありませんか?消防車、パトカー、救急車などなど。建設現場で活躍するミキサー車やコンクリートポンプ車もそのひとつ。生コンクリートを運ぶミキサー車は、所定の型枠にポンプを使って圧力をかけながら流し込んでいきます。この作業を「圧送」と言います。
普段の生活では馴染みがない「圧送」ですが、建設には欠かせない非常に重要な役割を担っているんですね。ここでは、コンクリート圧送の具体的な内容と関東で圧送の仕事をするにはどうしたらいいのかをご紹介していきましょう。

圧送の仕事とは
コンクリート圧送の仕事は、工事現場での仕事となります。ミキサー車で運ばれた生コンクリートを型枠に流していきますが、その際に流すための配管やホースが必要になりますよね。基礎工事の必要な箇所にコンクリートを流し込む時に活躍するのがコンクリートポンプ車です。ミキサー車とポンプ車をドッキングさせて、コンクリートが詰まらないよう安全に作業を勧めるのがコンクリート圧送の仕事です。

・圧送にはどんな資格が必要?
コンクリート圧送を仕事にするにはどんな資格が必要なのでしょうか?以下リストにしてみました。
①特殊自動車免許/コンクリートポンプ車を運転する為に必要な資格
●大型特殊(18歳以上)
●中型特殊(16歳以上)
②特別教育終了証/コンクリートポンプ車の操縦をするために必要な資格
③コンクリート圧送施工技術士/大規模な現場で活躍する国家資格
この資格は1級と2級があり、実技試験と学科試験があります。
●1級(実務経験7年以上。但し2級保持者は2級取得から2年以降で受験可能)
●2級(実務経験2年以上)
コンクリート圧送施工技術史は必須ではありませんが、資格を持っていると依頼主からの信頼度が各段に違います。

・圧送の仕事を探すなら圧送有志連合会がおすすめ
では、どうやって圧送業者を探したらいいのでしょうか。圧送会社は多数あっても自分に合ったところを見つけるのは難しいですよね。関東、特に東京・神奈川・千葉・埼玉で圧送業者を探したいと考えている方は圧送有志連合会に相談してみてはいかがでしょうか。優良企業が入会している圧送有志連合会ならば、きっと自分に合った会社が見つかりますよ。気になった方は是非検索してみてくださいね。