・不動産売買は難しい
東京で家を持ちたいという願いは、是が非でも叶えたいところ。最近は、もっと良い環境に移りたいと考える方も多いでしょう。
不動産売買は、生涯に何度も経験するものではありません。しかも動くお金が大きくなりますので、不安もあるでしょう。日常的に聞き慣れない言葉も、不動産売買を進める上では避けて通れません。法律にも関わりますので、難しい部分があります。そこで、東京で初めての不動産売買を検討している人に向けて、基本の「き」について触れます。


・不動産売買の大雑把な流れ
不動産売買の流れを大雑把にまとめると、探索・契約・登記の3つになるでしょう。探索は、売りに出されている不動産を探索することです。持っている不動産を売りに出す場合は、買い取ってくれる不動産業者を探します。
不動産を購入するにしろ売却にしろ、話がまとまったら契約です。契約すると不動産の持ち主が変わりますので、登記申請が必要です。お金を払えば終わりではなく、不動産登記が済んで初めて不動産売買の成立となります。

・不動産の売却を検討しているのなら
不動産売買を検討するさいには、慎重になる必要がございます。不動産の売却を検討しているのならば、売出し価格や売却スケジュールをしっかりと決めておきましょう。売出し価格は、自由に決められるものではありません。1円でも高い値段で売りたい気持ちは分かるものの、物件に見合わない値段をつけると買い手がつきません。逆に安い値段をつけてしまっては、大損してしまいます。
スケジュールも必要です。不動産を売りに出した途端に買い手がついたとしても、契約から引き渡しまでは数ヶ月はかかります。

・不動産の購入を検討しているのなら
不動産を買う側になった場合は、予算の確保が必要不可欠。全額を自己資金で賄えるのなら良いのですが、中には住宅ローンに頼るケースも出てくるでしょう。収入と支出のバランスを考えて、無理のない範囲内で予算を確保する必要があります。
また不動産は、不動産だけの価格の他にも必要となる費用が出てきます。どういった不動産を購入するかにもよりますが、余裕を持って資金計画を立てていきましょう。