私は生まれつき歯のかみ合わせが悪く、最近は日常であごの辺りに違和感を覚えることも多くなってきました。
歯の嚙み合わせが悪いと、実際にどのような症状が現れるのでしょうか。
本記事では、嚙み合わせが悪いとどうなるか、自分でできる嚙み合わせのセルフチェック方法、そして矯正治療で嚙み合わせを改善する方法について紹介します。

嚙み合わせが悪いとどうなる?
歯の噛み合わせが悪いと、虫歯や歯周病にかかりやすくなったり、歯ぎしりによって歯が削れるなどの原因となります。

また、歯以外にも頭痛や肩こり、体の疲労感などの影響が出る場合もあります。
これは、あご周りの筋肉に負荷がかかることでその周辺の筋肉にも負担がかかってしまうためです。

他にも、ストレスや不眠の原因にもなることがあります。
それらが原因で、さらに歯ぎしりや頭痛が増える悪循環に陥ってしまいます。
これらの症状がある場合は、早めに対策を考える必要があります。

自分でできる!嚙み合わせのセルフチェック方法
歯科医院へ行くのは面倒だったり、時間が取れない人もいるでしょう。
そこで、自分でできる嚙み合わせのセルフチェック方法をご紹介します。

①左右のずれの確認
「い」の口の形をして顔の中心と歯の上下のずれを確認しましょう。
②左右の高さのずれ
割りばしを横に奥歯で噛んでみて下さい。割りばしが水平になっているか確認しましょう。
③口を大きく開ける
噛む動作や口を開け閉めする際に違和感や痛みを感じる場合は要注意です。

ただし、セルフチェックはあくまで目安であり、最終的には歯科医師の意見を仰ぐことが重要です。

矯正治療で嚙み合わせを治そう
嚙み合わせが悪い場合は、矯正治療で治すことが可能です。

矯正治療には、歯列矯正装置やマウスピース矯正などさまざまな選択肢があります。
費用や見た目、メンテナンス性にも違いがあるため、ご自身の状況に合わせて適切な方法を選択しましょう。

嚙み合わせは先天的な場合もありますが、生活習慣による後天的に悪くなることもあります。
頭痛や肩こり、ストレスを慢性的に感じる場合は、セルフチェックをするか歯科医師へ相談しましょう。