・子供の障害が受け入れられない
子供の障害が受け入れられない親は、少なくありません。子供の様子が明らかに他と違っていたとしても、頑なに拒否。しかも「障害は恥ずかしい」「普通にしなければならない」という、明らかに間違った考えを持つ親御さんもいらっしゃいます。
我が子が、他の子供と明らかに違う行動を取ると焦りたくもなるでしょう。親が頑張れば子供は立派に育つと考えても、親だけでは出来る範囲に限りがあります。大変難しい問題ではありますが、少しずつ探っていきましょう。

・家族間で対立
よく聞くのが、家族間の対立です。家族の中に障害に対しての理解がある人ならば、いち早く気が付いているハウです。そこで配偶者や義父母に相談を持ち掛けるも、なぜか大反対。「しつけが悪い」「障害者のレッテルをはるな」「個性の1つだ」と、散々です。
あまりにも酷い差別です。しかし「差別は許さない」と正面切って言ってしまったが最後、さらなる攻撃が待ち受けているのは事実。なぜなら言った本人は「事実」を述べているのであって、差別ではないからと本気で思い込んでいるのです。

・周りは離れる
「我が子に障害があれば、周りが離れる」と、思われるかもしれません。障害に対する理解はまだまだ低いので、離れる人がいるのは否定できないもの。ただ「離れたいのなら離れたら良い」のです。
そもそも世界中の子供が全員、健康的な体で生まれるとは限りません。医療体制がしっかり整った日本であっても、五体満足健康でいられるとは言い切れないのです。また「離れた人」は、最初から良い付き合いではなかったはずです。離れたなら離れたで「良い機会だった」と、ポジティブに考えましょう。

・行政支援を活用しよう
ただ障害を持つ子供を育てるのは、想像以上に大変な物。1人で抱えるにしても、限界があります。鳥栖市では障害福祉サービスに力を入れているので、もし少しでも大変だと感じたのなら、利用してみてはいかがでしょうか。
障害福祉サービスの中には、子供が対象になっているのものもたくさんあります。行政の力を借りて、楽しく子育てに励んでいきましょう。