・営業に向いている人の特徴は？
営業に向いているのは「トークスキルが高い人」と、思っていないでしょうか。顧客とやりとりをするのが、営業の主な仕事。トークスキルはある程度はほしいところです。では、トークに自信がない人は営業の仕事を諦めた方が良いのでしょうか。大きな勘違いです。
営業は芸人ではありません。テレビに出演して笑いを取るには、確かにトークスキルは必要不可欠。でも営業がおこなうのは、人を笑わせることではありません。だから口下手でも、何の問題もないのです。実際に口下手であるにも関わらず、営業成績トップの人は大勢います。


・物を売るのではなく課題を見つける
営業の本来の目的は「物を売る」ではなく、顧客が抱えている課題の解決です。物を売るのは表面的なことで、営業本来の仕事ではありません。
顧客自らが課題を理解し、営業に直接申し出てくれれば儲けもの。課題解決に向けた商品を提案すれば、契約は確実です。しかし課題を理解している顧客は、ごく一部。ほとんどは、課題がどこにあるのかも分かっていません。

・求められているのはヒアリング
顧客すら分かっていない課題を見つけるには、ヒアリングが必要不可欠。顧客はどういった商品やサービスを求めているのか、外堀から少しずつ埋める必要がございます。ヒアリングをやりつつも、顧客の様子や表情も逐一チェック。
もしトークスキル“だけ”が高い営業マンだと、話だけで顧客の様子は見えなくなるでしょう。口下手だからこそできる行動。最初は戸惑いもあるでしょうが、コツを掴めば問題ございません。

・向いているかどうかは分からない
「口下手だから営業はやめる」というのは、あまりにも勿体ない話。営業が向いているかどうかは、実際に働かない限りは分かりません。もちろん向いていない方がいるのも事実。でも実践もせずに「向いていない」と判断するのは、大きな損失になります。
最近は「営業代行」のサービスも、増えてきました。ちなみに横浜市にも営業代行サービスはあります。忙しい従業員のかわりに営業をおこない、成果に結び付けてくれます。サービスを上手く活用しながら、成果を上げていきましょう。