中核市として発展し続けている大分市では、郊外地域でも開発が進んでいます。大分県の住み心地ランキングでも、毎回上位を占めるほど人気のまちです。最近では、市内に新しくおしゃれな美容室がたくさんオープンしているんですよ。
この記事では、そんな大分市で美容師として独立する方法を解説します。

自分の美容室を持つのは美容師にとって大きな目標のひとつ
美容師は、カットやカラー、スタイリングなどを通して、さまざまな人に喜びを提供できる仕事です。特別な知識や技術を要する国家資格でもあり、スキルを活かして自分のお店を持ちたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そのためには、ある程度の経験や自信がつくまで、美容室で働きながら学びを深めることが大切です。美容室を開業するのに必須の経験年数や適齢期はありませんので、自分の力量とタイミング次第で挑戦することができるでしょう。

大分市で美容師として独立するにはどうしたらいい?
大分市で美容室を開設するには、保健所に事前相談することから始めます。施設設計の図面などを元に基準に適合しているか確認する作業があるためです。そのあと、開設届や免許証写しなどの必要書類を提出し、美容室の施設検査を経て承認される流れになっています。
また、個人事業主として仕事をするのであれば、大分市の税務署に開業届を提出するのも忘れないようにしましょう。
独立の手続き自体は簡単なように思えますが、それにあたっての事前準備がカギを握ります。開業に必要な費用や物件探し、従業員を雇うのかなど、自分の考えをまとめることが大切です。美容室の目指すかたちをしっかりとイメージし、丁寧に事業計画を立てておきましょう。

大分県で働く美容師が利用できる組合も活用しよう
全国の都道府県では、美容師の共済や補償制度を提供する組合が設置されています。大分県では「大分県美容業生活衛生同業組合」として、2021年から新体制でスタート。地域の美容室の安定のために力を入れています。
独立・開業したばかりの時期は、特に不安も大きいと思います。長く美容室を守っていくためにも、組合の共済や補償制度を活用しながらリスクに備え、安心した経営ができるといいですね。