三重県は伊勢神宮や熊野古道など日本の伝統が息づくエリアです。そんな三重県ではタトゥーの技術として和彫りを手掛けているところもあります。そこで今回は伝統と美しさが融合する三重県の和彫りについて解説しましょう。

三重県の和彫りの世界を紹介
三重県には和彫り専門の彫師が何名かいます。和彫りの技術を現代に伝える高い技術を持った彫師ばかりで、しっかりコミュニケーションをとりながら希望するデザインを考え、実際に体へ和彫りのタトゥーを施すといったことを行っているのが特徴です。ワンポイントの和彫りだけでなく、背中一面から太ももまでの長いデザインの作品にも力を入れている彫師が多く、ダイナミックな作品を体に表現することができます。墨にこだわり、淡墨がほのかな茶色に出る地元三重で作られた油を燃やして煤を採煙している油煙墨を使用しているところもあります。いずれのスタジオでも自分たちの技術を日々磨き美しい和彫りを体に施しているのが特徴です。体と一体化して馴染んでいく和彫りは三重県でも実力派の彫師が今に伝えています。

和彫りの相場は?
地域などによりますが、和彫りの場合は彫師が時間をかけて行うのと手間がかかるので数万円から100万円を超えることもあります。たとえば、コインサイズであれば1万円程度で和彫りを受けられますが、背中一面に描く背中抜きは100万円以上かかります。このような料金相場になっているため、もし受けたい場合は十分な予算を用意して和彫りの彫師に依頼するようにしましょう。そうすることで満足の行く和彫りを受けられるはずです。

和彫りの受け方
和彫りを受けるにはまず彫師のスタジオに予約を取ります。電話であったり、メールで予約をとります。この時、サイズや大まかなイメージ、訪問する日時を決めましょう。「タトゥーが初めて」であることを伝えるとスムーズです。次に打ち合わせを行い、デザインをある程度決定し、施術日を指定します。最後に指定日にスタジオへ行き、施術を受けるようにしましょう。