おうちで過ごす時間が急激に増えた今、片付けをする時間は以前よりも確保しやすくなりました。
仕事もテレワークになり、隙間時間に家事をすることもしばしばです。
しかし、時間をかけたとしてもすっきりしない空間があるものです。
また、家で仕事をするようになったことで、家に対して機能性を必要としている自分もいます。
そんな時に手に取った本がこちらでした。
同じような悩みやお困りごとを持っている方がもしいらっしゃれば、ぜひ参考にしてみてください。
「片付けを完璧に終わらせる方法」を教えてくれる本
このシリーズの第1作目は、世界で158万部発行され、著者のこんまりさんが「世界で影響のある100人」に選出されるなど、社会的に話題になりました。
こんまりさんは「ときめく物だけを手元に残すこと」をポリシーに片付けのメソッドを伝えています。
しかし、そもそも自分の「ときめく」が何なのかわからない、片付けしてもリバウンドしてしまう、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、あらゆるものの収納方法が分からず悩む方も多いのではないでしょうか。
この本は、そんな方にとっての気づきが見つかる本です。
収納方法については、第1作目よりもかなり細やかに教えてくれます。
本は、5つの章で構成されています。
目次は以下の通り。
第1章 ときめく感覚を身につける
第2章 ときめくおうちのつくり方
第3章 モノ別・ときめき収納法のすべて
第4章 キッチンはこうして片づける
第5章 人生に片をつけるということ
個人的には、第3章が最も役に立ちました。
下着やお洋服の畳み方はわかりやすいイラストで紹介されていて、その収納のコツも合わせて掲載されています。
こんまりさんの片付けのメソッドには「風水」の考えも、さりげなく入っていて、やってみると運気が良くなりそうだなと思います。
お財布の扱いについても書かれています。
私は今までお財布はかばんに入れっぱなしでしたが、この本を読んでからは、毎日しっかりお財布と向き合うようになりました。
また出かける機会が減ったことで、よく使う衣類も変わりました。
ここで紹介されている考えを元に、クローゼットの整理をしましたところ、毎朝のルーティンがスムースになりました。
第2章では「断捨離」の心構えが書かれています。
捨てることが苦手な方、踏ん切りがつかない方は、読んでみると自分の中の整理がつくかもしれません。
部屋の機能性を高めたい方は読んでおくべき本
部屋の片付けがうまく行かない方にはもちろん、この本はおすすめです。
部屋の片付けがうまく行かない方にはもちろん、この本はおすすめです。
しかし、それだけでなく、部屋の機能性を高めたい方には、是非ともおすすめしたい内容です。
テレワークが進み、家は、仕事をもするし、生活もするという場所になりました。
着るものも変わっているはずです。
この本を読むことで、収納の場所やコツ、そもそも自分にとってのより良い空間を改めて考える良い機会となりますよ。
まとめ
おすすめの読み方は、1週間くらいかけて、ゆっくり読むことです。
読む→生活する→改善する→読む→生活する→改善する→読む・・・というように、読むことと生活を行ったりきたりすることです。
それくらい、すぐに実践できるコツが満載の本です。
レビューを見ると「女性向けの細かなテクが満載」というのを見かけました。
以前であれば確かにそうかもしれませんが、今となってはそれだけではないかなと思います。
コロナ禍になり、家は仕事をする場所にもなりました。
今までは家の片付けをしなくても、オフィスに行けばシャキッと仕事ができた方にとっては、片付けの魔法は必要な知恵だと思います。